Bienvenue sur le blog de masahiro sogabe

京都大学大学院法学研究科・曽我部真裕(憲法・情報法)のページです。

山元一・只野雅人(編訳)『フランス憲政学の動向 法と政治の間』

山元一・只野雅人(編訳)『フランス憲政学の動向 法と政治の間』(慶応義塾大学出版会) 【出版社サイト紹介文より】 憲法学の法律学化に異議を唱え、「法と政治というものは不可分」という基本認識のもと、その学問的視野に「政治」を収める意義や必要性を…

『経済社会と法の役割――石川正先生古稀記念論文集』(商事法務)

大阪の代表的な法律事務所の1つである大江橋法律事務所の創設者である石川正先生の古希をお祝いする論文集が刊行され,先生には大阪での司法修習時代から折に触れてご指導を頂いてきた御縁で,拙稿「公正取引委員会の合憲性について」も収録して頂きました。…

南野森(編)『憲法学の世界』(日本評論社)

南野森(編著)『憲法学の世界』(日本評論社) 【その他の執筆者】 中林暁生・小泉良幸・小島慎司・赤坂幸一・林知更・西村裕一・青井未帆・木村草太・曽我部真裕・山本龍彦・宍戸常寿・尾形健 憲法学の主要テーマにつき、新進気鋭の執筆陣が、憲法論の奥深…

児童ポルノ禁止法改正問題についての個人的意見

児童ポルノ禁止法改正問題についての個人的意見 この問題については,本年5月29日に自民党・公明党・維新の会より法案が提出され,これについてあちこちで意見を求められてきましたので,ここに簡単にまとめておきたいと思います。 法案の条文そのものと要…

児童ポルノ禁止法に関する院内勉強会 ~関西3府県の先行事例の紹介

第3回 児童ポルノ禁止法に関する院内勉強会 ~関西3府県の先行事例の紹介~ 日時:平成25年5月17日(金)12時00分~13時30分 場所:参議院会館 B109会議室 講師:曽我部真裕 (京都大学教授/BPO委員) 内容: 大阪府の青少年健全育成条例の審議に携わった曽我部…

レポジトリ登録

下記の拙稿を,京都大学学術情報レポジトリ「紅(KURENAI)」に登録して頂きました。PDFで本文をご覧頂けます。 「放送番組規律の『日本モデル』の形成と展開」曽我部真裕・赤坂幸一(編)『憲法改革の理念と展開 : 大石眞先生還暦記念 (下巻)』(信山社,20…

【科研費研究】ヨーロッパ型憲法裁判所の制度的基盤とその現代的変容

ヨーロッパ型憲法裁判所の制度的基盤とその現代的変容 科研費を受けまして,2012年度より標記のテーマの共同研究を実施しておりますが,少しずつその成果が出てきましたので,こちらでご紹介いたします。 また,ときどき研究会も行なっております(次回は201…

レポジトリ登録

最近発行されました雑誌仁後掲載いただきました下記の拙稿を,京都大学学術情報レポジトリ「紅(KURENAI)」に登録して頂きました。PDFで本文をご覧頂けます。 「検討課題として残された独立規制機関」放送メディア研究(NHK放送文化研究所発行)10号(2013…

曽我部真裕『反論権と表現の自由』

(出版社サイトより転載) 反論権と表現の自由 曽我部 真裕 (京都大学准教授)/著 2013年03月下旬予定 A5判上製カバー付 , 256ページ 定価 4,830円(本体 4,600円) ISBN 978-4-641-13138-5 ヨーロッパ諸国に広く見られる反論権法を,その祖国であるフラ…

奥平康弘・樋口陽一(編)『危機の憲法学』(弘文堂)

(出版社サイトからの転載です) 危機の憲法学 奥平 康弘・樋口 陽一=編著 A5判 上製 458ページ 定価:4305円(税込) 近刊 2013年2月14日発売 ISBN978-4-335-35539-4 C3032 ■解説 ●「危機」が投げかける難題に挑み、憲法理論の方向性を示す! 学界を代表…

レポジトリ登録

京都大学学術情報レポジトリ「紅KURENAI」に,拙稿3点を新規にご登録頂きました。PDFファイルで全文をご覧頂けます。ご高覧の上,ご指導頂けましたら幸いです。 ■「自由権(特集・憲法入門)」法学セミナー688号(2012年)12-14頁 ■「猿払判決香城解説の検…

小谷順子ほか(編)『現代アメリカの司法と憲法』

小谷順子・新井誠・山本龍彦・葛西まゆこ・大林啓吾(編)『現代アメリカの司法と憲法―理論的対話の試み』(尚学社) 新年開けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 慶應義塾大学の大沢秀介先生がこの度ご還暦を迎えられた(おめで…

『憲法論点教室』

曽我部真裕・赤坂幸一・新井誠・尾形健(編)『憲法論点教室』(日本評論社,2200円(税別)) お陰様でさっそく重刷になりました。ありがとうございます。 今年は色々な仕事をさせて頂きましたが,単行本はこれでしばらく打ち止めです(以下は,出版社ウェ…

【訂正】全学共通科目「日本国憲法」(後期・金1)について

先日来,下記のような連絡をしていましたが,当科目を履修候補に選択している学生については,履修登録前でもKULASISでの資料配布が可能のようですので,10月1日(月)頃からKULASISにて資料を配布します。 なお,教科書については,下記の内容から変更あり…

3.11で考える 日本社会と国家の現在(新・総合特集シリーズ(別冊法学セミナー)1)

3.11で考える 日本社会と国家の現在(新・総合特集シリーズ(別冊法学セミナー)1) 早いもので,あの震災から1年半がたちました。公法学の分野でも,この間さまざまな議論が重ねられてきましたが,「法学セミナー」誌で公表された論考をまとめたものが本書…

日仏公法セミナー

9月15日から17日まで,京都大学法学部にて日仏公法セミナーが開催されます。2,3年ごとに日本とフランスで交互に開催されている研究集会で,今回は記念すべき10回目となります(過去の記録についてはこちら)。 入場自由ですが,レセプション・懇親会への…

高橋和之(編)『新・判例ハンドブック憲法』(日本評論社)

高橋和之(編)『新・判例ハンドブック憲法』(日本評論社, 1470円) 憲法の重要判例の事案・判旨・解説を1件1000文字程度でコンパクトにまとめた参考書です。当ブログ管理人は人権総論,表現の自由,集会等の自由の項目で,20件ほど担当しています。 【目…

安岡寛道(編)『ビッグデータ時代のライフログ』

安岡寛道(編)『ビッグデータ時代のライフログ ICT社会の”人の記憶”』(東洋経済新報社) ほんの少しだけ書かせて頂いています。 第1章 「人の記憶」とライフログ 第2章 ライフログによる減災や活用サービス 第3章 ライフログとあなたの権利 第4章 …

論究ジュリスト創刊号

論究ジュリスト創刊号は憲法特集ですが,私も参加させて頂いた「特別座談会 第8回日仏法学共同研究集会 情報」も掲載されていますので,併せてご覧いただければ幸いです。

レポジトリ登録

京都大学学術情報レポジトリ「紅(KURENAI)」に,拙稿7件を登録して頂きました。法学論叢のものはすでに別のサイトで掲載済みですが,それ以外のものは初めてのオンライン公開になります。 「マスメディア集中排除原則の議論のあり方」法律時報83巻2号(20…

『憲法改革の理念と展開(大石眞先生還暦記念論文集)』

曽我部真裕・赤坂幸一(編)『憲法改革の理念と展開(大石眞先生還暦記念論文集)上・下』(信山社,2012年) ★ 目次 ★ ■ 上 巻 ■ ◆ 第一部 ◆ 統治構造改革の構想 1 統治構造改革と政治主導 ――「政治主導」をめぐる議論の錯綜とその意義・射程・限界――〔川崎…

法学セミナー5月号特集「憲法入門――憲法の原理を理解する」

[特集] 憲法入門――憲法の基本原理を理解する 3.11と自衛隊、脱原発の住民投票、インターネット社会のデジタル技術、貧困問題など、具体例を用いて憲法の原理を考える。学部・法科大学院の新入生だけでなく、憲法学習に行き詰まっている全ての学習者必読の特…

「青少年健全育成条例による有害図書類規制についての覚書」

曽我部真裕「青少年健全育成条例による有害図書類規制についての覚書」法学論叢170巻4・5・6号(2012年)499-514頁 今までの議論と少し違う角度から検討してみたつもりです。いろいろご教示下されば幸いです。 曽我部真裕「青少年健全育成条例による有害図書類…

憲法判例研究会『判例プラクティス憲法』

淺野博宣,尾形健,小島慎司,宍戸常寿,曽我部真裕,中林暁生,山本龍彦(著),憲法判例研究会 (編集) 『判例プラクティス憲法』(信山社,2012年)3,880円(税別) ISBN 4797226250 ようやく出ました。351件の憲法判例の解説を7名で分担した参考書です。

法律時報増刊・国公法事件上告審と最高裁判所

法律時報編集部 編 発刊日:2011.12 判型:B5判 ページ数:256ページ 定価:税込み 2,900円(本体価格 2,762円) 東京高裁で結論が分かれ、現在最高裁大法廷に係属している2事件。猿払事件大法廷判決が変更されるかどうか注目の中、全力検討。 第1部 最高…

法学セミナー1月号 特別企画 憲法論点教室

[特別企画] 憲法論点教室 本企画の狙い/曽我部真裕 違憲審査基準論の意味と考え方/尾形 健 政教分離/田近 肇 法律と条例の関係――新条例論を踏まえて/赤坂幸一 当事者主張想定型の問題について/松本哲治 その他の記事はこちらから。

内閣府主催・児童ポルノ排除シンポジウム(2011年11月17日)

申し込みはこちら ★日時・会場★ 日時 :平成23年11月17日(木)14:00~16:00(開場13:45) 会場 :東京都港区新橋3-1-9 301新橋ビル 8Fホール ★プログラム★ 14:00 開会 主催者あいさつ 内閣府政策統括官(共生社会政策担当) 村木 厚子 ビデオメッセージ 日…

憲法理論研究会(編)『政治変動と憲法理論』

憲法理論研究会(編)『政治変動と憲法理論)』(敬文堂) 昨年7月の憲法理論研究会ミニ・シンポジウム「『政治主導』と憲法」での報告を掲載して頂きました。 今ではすっかり時代遅れの内容ですが、当時の記録ということで。 -主要目次- 第一部 大震災・…

法学セミナー11月号 3.11大震災の公法学 Part.1

東日本大震災がもたらした事態を法的な観点から記録する2ヶ月連続特集。part1では、福島第一原発事故の問題を中心に、緊急事態や大災害が情報社会に何をもたらしたかも検証する。 目次 [特集] 3.11大震災の公法学 Part.1 ――“震源地”としての原発、“生命線”…

講演の翻訳掲載

昨年、京都大学で行われたフランス人教授の講演の翻訳が公表されています。翻訳をご担当いただいた先生方には厚くお礼申しあげます。 ・オットー・プフェルスマン教授講演会(2010年11月27日開催) 「フランスにおける事後的違憲審査制の導入について――比較…