2010年度児童ポルノ対策作業部会最終報告書について
2011年4月28日
安心ネットづくり促進協議会は、インターネット上の児童ポルノの流通を防止するブロッキング技術や、すでにブロッキングを実施している諸外国の運用実態の調査、及び法的問題の整理を行うために、調査企画委員会に、「児童ポルノ対策作業部会」を設置し、一昨年(2009年)3月から検討を行って参りました。(主査:弁護士 森亮二)
この度、本作業部会傘下の「アドレスリスト作成・管理の在り方サブワーキンググループ」において、①ブロッキングに関わる当事者であるプロバイダ、アドレスリスト作成管理団体、発信者、利用者(閲覧者)相互間の法的諸問題の検討や②DNSブロッキング方式のリスト作成基準の検討等をとりまとめ、「ISP技術者サブワーキンググループ」において、当面広く利用されることが想定されるDNSブロッキング方式についての標準的な実施方法をとりまとめました。