Bienvenue sur le blog de masahiro sogabe

京都大学大学院法学研究科・曽我部真裕(憲法・情報法)のページです。

著書論文など

「メディア法における共同規制について―ヨーロッパ法を中心に」

曽我部真裕「メディア法における共同規制について―ヨーロッパ法を中心に」大石眞ほか(編)『各国憲法の差異と接点』(成文堂、2010年)637-661頁 初宿正典先生のご還暦をお祝いする論文集に拙稿を収録して頂きました。この度、大変和やかな雰囲気の中、初宿…

バレント『言論の自由』書評②

この度発行されましたジュリスト1408号に、鈴木秀美先生ご執筆による共訳書『言論の自由』の書評が掲載されました。どうもありがとうございます。 「言論の自由に関する関連する様々な論点を、多国間比較を通じて体系的に解説した本書が邦訳されたことは、ア…

バレント『言論の自由』書評①

好評発売中のエリック・バレント『言論の自由』(雄松堂)ですが、この度、本格書評専門紙・図書新聞2982号に上智大学・田島泰彦先生による書評が掲載されました。1面左肩と2面全部を使った長文記事です。 記者のインタビューに答える形で、田島先生は、同書…

「取材対象者の放送期待と放送事業者等の不法行為責任」

曽我部真裕「取材対象者の放送期待と放送事業者等の不法行為責任(最一小判2008年6月12日)」民商法雑誌141巻6号37頁 いわゆるNHK期待権訴訟の最高裁判決の判例批評を掲載させていただきました。この事件はNHKの密着取材を受けた市民団体が、完成して放送さ…

エリック・バレント『言論の自由』

エリック・バレント(比較言論法研究会(*)(訳))『言論の自由』(雄松堂出版) (*) 構成員は、青野篤(大分大)、曽我部真裕(京都大)、奈須祐治(佐賀大)、西土彰一郎(成城大)、福島力洋(関西大)、前田正義(海上保安大学校)、森脇敦史(福岡…

エリック・バレント『言論の自由』

かねて共同で翻訳作業を進めてきたエリック・バレント『言論の自由』(Eric Barendt, Freedom of Speech, 2nd edition, Oxford University Press, 2005)ですが、まもなく(2010年2月)刊行されることになり、出版元の雄松堂出版のサイトに告知が掲載されま…

「2008年7月の憲法改正」日仏法学25号

曽我部真裕「2008年7月の憲法改正」日仏法学25号(2009年)181-198頁 この度刊行された日仏法学25号は、まず、2007年末に逝去されたフランス法・労働法の大家である山口俊夫先生の追悼が行われています。個人的にも、山口先生のご著書『概説フランス法(上)…

鈴木秀美・山田健太・砂川浩慶(編著)『放送法を読みとく』

鈴木秀美・山田健太・砂川浩慶(編著)『放送法を読みとく』(商事法務)が刊行されました。本書は、放送と通信の融合現象を始めとする「新放送時代」を見据え、放送制度や放送政策について総合的に検討した一冊で、第1編「放送の現状と系譜」、第2編「放送法…

「フランス『活字メディア三部会』の議論」

曽我部真裕「フランス『活字メディア三部会』の議論――サルコジ大統領が主導する制度改革のあり方」新聞研究694号(2009年5月号)54-57頁 「世界中で活字メディアの苦境が伝えられている。各国でこの状況を克服する試みがなされているが、フランスでは、08年5…

La liberte d'expression au Japon

Masahiro SOGABE, La grantie constitutionnelle de la liberte d'expression au Japon: une comparaison avec le droit francais, Revue de droit public,2009,n. 2, pp. 375-395. 本号の目次。 昨年、パリ第2大学の大学院生向けに日本の表現の自由について…

「議会内における野党会派の位置づけについて」

京都大学法学会発行の研究紀要・法学論叢のこの春退職される先生方をお送りする記念号(164巻1-6号)に「議会内における野党会派の位置づけについて――フランスの2008年憲法改正を素材として」を掲載していただきました(552-571頁)。 フランスでは昨年7月に…